Tour of Antalya 第四ステージ
Antalya-Antalya 183.9km+ニュートラル1.5km=185.4km
ついに最終日。
特にアクションができていない自分は最初のアタック合戦に参加して一瞬でもレースの先頭を走るのがこの日のオーダーの一つ。
スタートからすぐに登り開始で逃げが決まる前に登り始めるので、ペースはかなり速くなると予想。
自分にできるか。
とても緊張。(笑)
ニュートラル区間でほぼ先頭に出切ってスタートアタックに便乗して3〜4人で抜け出すことに成功。
後ろを見てもいかせてくれそうな感じてローテーションの時に先頭に。
ひとまずミッションクリア。🙆♂️
しかしすぐに吸収された。
続いて元喜さん、畑中さん、元喜さんが交互に抜け出すも吸収。
次に備えてタイミングを見ていたので集団が一つになって緩んだタイミングでアタック。
一人だったけど一人合流して二人、また一人来て次は集団が来た。
そのまま吸収されものすごい勢いで登りへ!
そしてオールアウトで集団の中をものすごい勢いで後ろに下がっていく。
自分を避けて選手が前へ行くので空洞実験みたい。
この一瞬で100人以上に抜かれたけどほぼ先頭から入ったので幸いサポートカーの隊列の所にはとどまれた。
集団はいくつかにわれていて、少し大きめの集団に合流。
逃げが決まりメイン集団が止まっていてなんとか復活できた。
次は勝負所の入り口に向けてドリューさんのポジションを上げて、前で登りに入れるようにすること。
ストリートビューで確認すると登りの入り口は鋭角コーナーでさらに道も一気に狭くなる。
無線から登りまでの距離が伝えられそれに従って動いていった。
あるトンネルっ区間で集団が少し伸びて真っ暗な区間があり、少し前で落車が発生。
かろうじて止まれたけど後ろから突っ込まれる恐怖がすごかった。
集団が割れて前に追いつけるけどドリューさんが前にいないと意味がないのでひとまずドリューさんを探しに集団の後ろへ。
ドリューさんは元喜さんと前に戻ってきていると連絡があり集団の後ろで合流を待つ。
登り口までもうすぐ。
合流したら前に上がるよう指示が出たのでここは自分がとメンバーの前に出た。
広くうねった道、右が開きそうだったので右側から一気に前に上がる。
先頭に出るにはまだ早いかなと思ってちょっと後ろに入りかけたけど畑中さんがフォローしてくれて先頭まで出た。
次に元喜さんが先頭を張る。
どのチームも前に上がりたいので位置取りが激しくドリューさんが逸れてしまった。
それでもしっかり前で入れた。
自分は元喜さんの番手にハマっていたけど、あの残り距離ならドリューさんの後ろに入るのが正解だった。
そして自分は登りに入りすぐバックファイア🔥
おそらくもうすることはないので近くの選手と固まってゴールを目指す。
僕の前にいるコラテックの選手(黄色と紫のジャージ)をゴールさせるために同じチームのアシストが集団にいて、そのおかげでいいペースを刻んで前の集団に合流。
そしてゴールまで。
この四日間本当に速くてエキサイティングなレースだった。
路面は悪くてコースもハードでスピードも速くて、でもそれがとても楽しかった。
今回は欠員が出て急遽の参戦だったけど、次はチームに必要とされる選手になって指名をもらってまたこのようなヨーロッパ圏のレースに来たい。
次戦はJPT鹿児島。
鹿児島は自分にとって特別な場所でもあるので、このスピード感を活かしてしっかり頑張りたいと思います!
お し ま い
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